SimSolidの円筒座標系を指定して結果を可視化するとき(変位F)
dsuzuki
Altair Employee
SimSolidの結果にて、選択情報→応答情報の座標系を円筒座標系とした場合の変位Fについて(下図参照)。
変位Fは回転方向の変位となります(単位:mm)。
サンプルモデルとして円柱モデルを用意しました。条件は以下になります。
・片面完全拘束
・拘束と逆の面:リモート変位のZ軸回転30deg
・値を確認するためのデータム点をセット
※モデルは円の中心を原点として作成、円筒座標系のR値がわかりやすいため
ポイント1に着目
8つのデータム点を用意しています、例としてポイント1を確認します。添付ファイルのExcelに8つの点それぞれで計算しています。
座標値R=34.517[mm]、回転角度30deg→0.523599rad、変位F=18.073[mm]
34.517×0.523599=18.073
座標値Rと回転角度を計算しますと変位Fになります。
扇形の弧の長さの計算と同様になります。
上記から変位Fは回転方向の変位であり、単位は[mm]となります。
入力をモーメントで与えた時の回転角度を求めることもできます(座標値Rと変位Fから角度radを算出)。
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