Radioss エンジンでのトラブルシューティング方法
altair_fukuoka
Altair Employee
Answers
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その1:
ログ _0001.out でエネルギーや質量がおかしくなり始める直前のサイクル、時刻を探す
_0001.rad でそのサイクルまでもう一回実行する。 _0001.ctl というテキストファイルに /CYCLE/目的のサイクル と書いておく
_0002.rad で先ほど止めたところから、 /PRINT/-1, /ANIM/DT、/TFILE で毎サイクル書き出せる時間間隔として、全サイクルを監視して異常を探す
その2:
_0000.rad の方で /TH/PART ですべてのパートに対する履歴出力要求をする。
エネルギー履歴に異常が発生しているパート、材料を見つける
両方を組み合わせて行うのがお薦めです。
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その3:
それでも未解決の時は
- 要素、節点だけのモデルを流してみる (材料特性、バネ特性等が不適切で変になることあります。)
- 荷重条件、境界条件を一つ一つ元に戻す。例えば落下衝撃試験なら、初速度だけ戻す(初速度の節点グループが変で、変な振動が乗っておかしくなることもあります。)
その4:
何をどう見ても設定が何も悪くないときは、時間ステップを下げてみます。デフォルト係数 0.9 を 0.6 とかにしてみます。
その4 としましたが、いきなりやるのも良いです。最初に下げておいて、流れきるモデルを作った後で、時間ステップ上げることに挑戦してもよいです。
# 0001_.rad にて /DT 0.6 # マススケーリングしてるなら /DT/NODA/CST 0.6 <指定している dt>
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