Altair ActivateとArduinoで電子工作(その1)準備
Altair ActivateにはArduinoデバイスをコントロールするためのブロックが提供されています。
この機能を用いるとActivateからArduinoデバイスに信号を送信し何かの動作をさせたり、または、Arduinoに接続されたセンサー信号をActivateに取り込みモニタリングしたり、演算させることができます。
今回は、準備としてセットアップ方法を説明します。
Arduino IDEのインストール
ActivateからArduinoを動作させるには、Arduino IDEが必要です。
下記Arduinoのページからダウンロードしてインストールしてください。
https://www.arduino.cc/en/software
ライブラリの追加
ヘルプ記載の通り
- Adafruit TouchScreen by Adafruit Version 1.04
- MPU6050 by Electronic Cats Version 0.0.2 (MPU-6050 6-axis accelerometer/gyroscope Arduino Library)
のインストールが必要です。
インストールしたArduino IDEを起動し、以下のライブラリを管理からライブラリを追加します。
検索ボックスを利用して、先に記載した二つのライブラリをインストールしてください。
Arduinoデバイスの接続
USBでArduinoデバイスとPCを接続します。今回はArduino Unoの互換ボードを使用します。
スケッチのアップロード
Activate用のスケッチをArduinoにアップロードします。
Activate2021.2の場合、下記フォルダにarduino.inoが格納されています。
C:\Program Files\Altair\2021.2\Activate2021.2\hwx\databases\activate\toolboxes\Arduino\_bin\arduino
このarduino.inoをArduino IDEで開きます。
ツールのボードでArduino Unoを選択。
シリアルポートでArduinoデバイスを認識したポートを選択してください。
検証ボタンをクリック後、マイコンボードに書き込みます。
以上で準備は完了です。
次回はまずArduinoデバイスに接続したLEDをActivateからの信号により点灯させたいと思います。