常微分方程式のブロックの作り方
altair_fukuoka
Altair Employee
時間を変数とする常微分方程式は Activate で簡単に、解けます。ちょっと頭が慣れる必要があるかもしれません。
例1) 自由落下。
落下距離を Y とすると、速度は Y', 加速度は Y'' で、皆さんご存じの通り Y'' = 9.8 [m/s] です。これを解くには、実は、微分の回数の多い Y'' から順番にブロックを作るだけなのです。動画で説明します。
動画で作ったモデルはこちら、
例2) 人口モデル
今の人口を Y として、Y に比例した分だけ増えるという式は、Y' = a Y となります。これも Y'からブロックを作るだけです。動画で説明します。
動画で作ったモデルはこちら
例) バネマスの運動
MX''+CX'+KX=F です。これを X''= (-CX'-KX+F)/M とすると、あとは上二つと同じような考え方でブロックを作れます。一番微分回数の多い加速度 X''= 何某、の形にするのが肝です。
動画で作ったモデルはこちら、
SIR モデル
S'=-BSI
I'=BSI-GI
R'=GI
の連立方程式ですが、式の変換とか一切考えずに、そのまま計算できます。
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