Altair ActivateとArduinoで電子工作(その2)LEDの点灯
今回は、Altair Activateで生成した信号をArduinoデバイスに送信し、Arduinoデバイスに接続されたLEDを点灯させてみます。
配線
DIGITALの2番 - LED - 1kオームの抵抗 - GND と接続しました。
LEDには向きがありますのでご注意ください。反対向きだと電流が流れず点灯しません。
デジタル信号入力
Activateのモデルを作成します。モデルはこちらです。
ArduinoConfigurationブロックでシリアルポート番号を指定します。
ArduinoDigitalOutputブロックでArduinoに0か1の信号を入力できます。今回2番ピンに接続しましたのでpin=2とします。
SquareWaveGeneratorブロックで0/1の矩形波を生成し、ArduinoDigitalOutputブロックに接続しました。
まずは矩形波の間隔を3secとしました。3sec間隔でLEDが点滅しました。
次に矩形波の間隔を1secとしました。今度は1sec間隔でLEDが点滅しました。
アナログ信号入力(PWM信号入力)
次にアナログ信号の入力を試します。
Arduinoのピンのうち~がついたものはPWM信号に対応しています。このピンにアナログ信号を入力すると、PWM信号に変換されて入力されます。
3番ピンに~3と書かれているので、2番から3番に配線しなおしました。
Activateでは、今度はSineWaveGeneratorを用いてサイン波形を生成します。PWM信号は0~255の値を入力する必要がありますので、0~255で正規化しています。
アナログ波形はArduinoAnalogOutputブロックを用いることで、Arduinoに信号を送信できます。ポート番号はpin=3に変更しました。
修正したActivateのモデルはこちらです。
Activateで生成されたサイン波形に従い、LEDが徐々に明るくなり、暗くなるのを繰り返している様子が確認できます。
簡単な例題でしたが、Activateで生成した信号でデバイスが動く様子が体験いただけたと思います。
次回は、Arduinoに接続された何かしらのセンサからの情報をActivateに取り込んでみたいと思います。