Tips & Tricks: Inspire Extrude を HyperStudy でパラスタする方法

altair_fukuoka
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Altair Employee

詳しい操作は動画を見てください。文章ではハイライトのみ説明します。


Inspire Extrude でモデル作成

 まずは、モデルを作って実行します。エクスポートするだけでも良いかもしれませんが、動作確認を兼ねて流しておく方が無難です。動画ではこちらのチュートリアルモデルを使っています。

https://2021.help.altair.com/2021.1/inspireextrude/en_us/topics/extrude/tutorials/Tut_Extrusion_c.htm#concept_fcr_xdb_41b


次に実行フォルダから .mdata, .grf, .hx の拡張子のファイルをコピーしておきます。

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HyperStudy での設定

.grf ファイルに成型条件が書かれています。摩擦係数、熱伝達係数、周辺温度などが容易にパラメータ化できると思います。動画では Feeder_Die の熱伝達係数、BearingHole1 の摩擦係数をパラメータ化しています。

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インストールするソルバーは <インストールディレクトリ>\hwsolvers\scripts\ams.bat で、引数は、.hx のファイル名です。

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.grf は HyperStudy が自動で書き換えて、作業フォルダに送り込みますが、.mdata と .hx は別途コピーを送り込むようにします。

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応答は .h3d ファイルから取れます。動画では2個の節点の変位の絶対値を取っています。

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最後に、行いたい DOE を実施してください。

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動画



添付

参考に動画に使ったファイルを置いておきます。