はじめに
以下の歩道橋の形状はパート数が395あります。薄板や細い梁があり、メッシュ作成しようとすると中立面や図心をとってシェル要素やビーム要素を作成する必要があります。ビーム要素には断面特性を与える必要があり、大変手間がかかります。また、シェル要素やビーム要素には多くの仮定が入り、元の形状からも変わってしまいます。ソリッド要素で計算しようとすると、計算時間が長くかかります。
SimSolidであれば、こういった形状をそのまま短時間で解析することができます。
以下に固有値解析→過渡応答解析→周波数応答解析の手順について紹介します。
ポイント
固有値解析→20モードの計算時間50sec
過渡応答解析→地震を想定した5Hzの正弦波を入力し10秒もの長時間の解析を実施。計算時間4sec、任意の箇所の時刻歴を簡単に確認
周波数応答解析→ピーク周波数におけるアニメーション表示が可能
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