初期の釣合い計算がうまく行かない場合は
Kosuke_IKEDA
Altair Employee
モデリング位置と釣合い位置が異なる場合は、初期の釣合い計算を行うことで、計算初期のノイズを減らし、精度のよい動解析が行えます。
ただし、複雑なモデルだと初期の釣合い計算が収束しなかったり、釣合い位置がユーザが意図したものではないことがあります。それは、釣合い位置が無数にあるために発生します。
それを回避するためには、初期の釣合い計算時に正しく拘束条件を追加することが必要です。拘束条件により、釣合い位置を一つに限定することで、収束性が改善され、ユーザが意図した釣合い状態が得られます。
今回は簡単な台車モデルに対して、車両のXY面内位置、ヨー姿勢、ホイールの回転を拘束した状態で、釣合い計算を行い、先の拘束を外して、動解析を行うサンプルを用意しました。ご確認ください。
下記と同じスクリプトシミュレーション手法を用いています。
動画で使用したモデルです。static_simple_car.zip
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続きです。動解析にて釣合い計算用に追加した拘束を外すセッティングを行います。
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