FMUのインポート機能で連成シミュレーションを行う
MotionView / MotionSolve 2019.1より連成シミュレーションの規格であるFMI (Functional Mock-up Interface)2.0のImport機能をサポートしました。他のソルバからModel-ExchangeもしくはCo-Simulationで出力したFMUをインポートして連成シミュレーションが行えます。
今回は、
MotionView / MotionSolveのチュートリアル
MV-7009: Simulinkとの連成シミュレーション – IPCアプローチ
にあるMotionSolveとSimulinkを連成させる倒立振子の例題を用いまして、Simulinkで作成したコントローラをActivate経由でFMU化して、MotionSolveとFMUを接続してみました。あたかもMotionView / MotionSolve単体のシミュレーションのように操作できます。ぜひ、ご利用ください。
動画で使用したファイルはこちらからダウンロード可能です。
SimulinkモデルをActivateに取り込む方法は下記で紹介しています。
https://community.altair.com/community?id=community_question&sys_id=88664cf61b2bd0908017dc61ec4bcb9a
使用ソフト
Answers
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Model-ExchangeはLinear解析・固有値解析もサポートしています。倒立振子問題において、コントローラ無しでは、実部が正の固有値が現れ、不安定であることがわかります。しかし、コントローラ有りでは、すべての固有値の実部が負となり安定化していることが確認できます。
Co-SimulationはLinear解析・固有値解析をサポートしておりません。Model-Exchangeをご利用ください。
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