荷重による剛性変化を考慮する

Kosuke_IKEDA
Kosuke_IKEDA
Altair Employee
edited July 2023 in 質問と回答 (Q&A)

MotionSolveの弾性体には、荷重による剛性変化(幾何剛性)を考慮することができます。

方法は二つ提供されています。

1. 初期荷重による剛性変化を考慮する

 OptiStructのSTATSUBを用いることで、静解析の後、固有値解析を行って、MotionSolve用の弾性体を生成します。

 ボルト締結をモデル化する場合などに利用できます

2. 解析中の荷重変化による剛性変化を考慮する

 MotionSolveのGeoStiff機能を用いて、MotionSolve用の弾性体を生成します。

 MotionSolveの解析中に取り付け点に作用する荷重の大小によって、弾性体の剛性、固有振動数が変化します

 遠心力により剛性が増加するロータのブレードなどに利用できます

 

簡単な板モデルでサンプルモデルを作成しました。動画の中で、設定方法、効果の違いなどを確認してますので、ご視聴ください。

サンプルモデルのダウンロードはこちらです。

使用製品:Altair MotionSolve/MotionViewAltair OptiStruct

よくあるエンジニアからの質問はこちら

Answers

  • Kosuke_IKEDA
    Kosuke_IKEDA
    Altair Employee
    edited July 2023

    続きです。MotionSolveのGeoStiffの機能を確認します。

    HyperStudyのDOEで引張り力、一次モードの振動数の関係を調べました。