シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
A: Inspire Extrudeでは0.2°のチョーク角度がデフォルトの下限値に設定されています。 極小のチョーク角度(例:0.05°)に対応するには、出力された入力ファイルのhxファイルに下記の様な記述を追記して再計算する必要があります。 pset ChokeLowerLimit 0.01 (0.01°未満の角度は0°とみなします)
A: Inspire Extrudeから出力された入力ファイルのgrfファイルの以下の部分をテキストエディタ等でご確認頂く事が可能です。 ベアリング部の境界条件の VariableBearingStart = 1 のフラグにて適用されます。 ベアリングパケット座標を確認します。制御ポイントにおけるベアリングカーブの開始Z座標値が下図の様に記載されます。 図1:ベアリング部境界条件の記述例 図2:ベアリングカーブの制御ポイント開始Z座標値
A: 収縮は、金型から取り出した後でもフォームが柔らかすぎる場合に発生します。 原因としては過剰充填、ゲル化の遅さ、および低いINDEX値が考えられます。 基本的な考え方としては、以下となります。 沈降 = (発泡上昇時間後 5 分の高さ - 最大高さ) / (最大高さ) 沈降は全体的な収縮と見なすことができます。沈降は尿素/ウレタン含有量の比率 に比例します。また、この指標は最終時刻(硬化ステージ終了後)時点の結果となります。 図1:収縮イメージ
A:この表面欠陥率の評価コンセプトとしては、高粘性のウレタンフォームが金型内を流れるときに発生すると考えられています。表面のせん断応力を使用して表面欠陥を評価します。せん断応力は、流動するフォームと表面材の間の摩擦によって生じます。せん断応力は、不連続パネルでは静的な表面材に対するフォームの膨張により、連続アプリケーションではラインの反対方向に押し出される過剰充填フォームにより発生します。膨張する ポリウレタンフォームと表面材の間の摩擦により、表面材表面に最も近いところでせん断速度が最も高くなる放物線状の速度プロファイルが発生します。これが…
A: AU-MEのお客様は、Compute Consoleから特定の時間に計算を実行する事が可能です。 【実行手順】 解析の実行メニューのバッチタブにて、ソルバーデックとメッシュをエクスポートするを選択して、エクスポートボタンをクリックしますと、計算用の入力ファイルがファイルパスに出力されます。 Compute Consoleを起動して、出力されたフォルダにある.pfmファイルを入力ファイルとして指定していただき、下記URLのヘルプをご参考にして特定の時間に計算を実行する事が可能です。…
v2024からSimLabでECADを直接読込、3Dモデルとして扱うことができるようになりました。 ヘルプに対応ECADの名前が記載されておりますが、拡張子の情報がありません(v2024.1時点)。 *.x_tがパラソリッドと言うことがわかっても、「*.mcmは対応している?」と言われても恥ずかしながら何のソフトウェアの拡張子なのかわからないので、拡張子含めて対応ECAD(v2024.1時点)の情報を記載させて頂きます。 ◆ODB++(*.tgz; *.tar; *.zip) ◆Altium(*.pcb; *.pcbdoc) ◆IPC-2581 (*.xml; *.cvg) ◆MentorGraphics ●PADS(*.asc)…
2024年11月、Altair Communityはリニューアルされ、新しいプラットフォームへ移行しました。 Altairに関するお問い合わせ方法は、以下の2つから選択できます: Community: Altair Communityに参加するユーザーから回答を募集したり、他のユーザーに回答したりできます。(すべてのユーザーが内容を閲覧可能です) Case: Altair社員にサポートを依頼できます。(保守サポート契約が必要です。投稿内容は投稿者とAltair社員のみ閲覧可能です) 以下の手順でお問い合わせいただけます: Altair Community()にアクセスします。 画面右上に"Sign…
始めに Radioss や OptiStruct では、ソルバー側からの単位系の指定はありません。良く言えば、自由に単位系を選べるのですが、一方で CAD寄りの FEM ツールで、GUI で「ここには kN で力を入れてください」というような誘導のあるツールを使っていた方が、OptiStruct の生の入力ファイルを触ろうとした場合、「ここに入れる応力の単位は何になるんたっけ?」というようになってしまいます。 単位系は、長さ、時間、質量の 3個を決めれば、力、圧力、速度、密度、エネルギなど他がすべて決まります (実は、どの 3個を選んでも良いのですが、力、圧力、速度などを適当に選ぶと、時間の単位が…
はじめに 皆さんは、なんとなく、並列数を 2倍にしても、計算速度は 2倍にならないということを、肌で感じていると思います。 本記事では、私が書いている Radioss 入門演習書の、リモコン落下解析のモデルを用いて、様々な並列パターンで計算してみて、ログを見ながら、演算効率がどのように変化しているのか、というのを解説します。 https://learn.altair.com/course/view.php?id=699 なお、今回のログの読み方がうまく当てはまらないこともあるかと思います。あくまで、どのあたりを見たらよいのか、というヒントになればと思います。 SPMD の並列演算をしてみた結果 SPMD は要は実行オプションの -np…
SimSolidは以下のようにECADを読み込むことができます。メッシュ作成をすることなく、少ない手間で熱応力解析を実施し、基板のたわみや応力を求めることができます。 Fig1. 対応CAD PCBのECADを読み込み、素子を熱源として温度境界や体積熱を与え、全体に対流境界を与えて熱伝導解析を実施します。 Fig2. 熱伝導解析の結果 (温度分布) 熱伝導解析で得られた温度分布を温度境界とし、線形静解析により、基板のたわみや応力を計算できます。 Fig3. 熱応力解析(静解析)の結果 (変位)
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