シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
始めに シェル要素には要素座標系(*1)と材料座標系(*2)の表示方法と、変更方法を動画で説明します。 なお、動画内では Ctrl+F (HyperMesh のメニュー検索機能) でツールを起動しています。同じように起動させたい方のために完全なツール名を記載しておきます。実際には一部の単語 (のさらに 1部) の入力で検索ができます。 * Orientation Review (要素座標系の表示、変更、材料座標家の表示) * Material Reference Orientation (材料座標系の変更) *1)…
始めに OptiStruct のローターダイナミクスの例題に OS-T:1372 があります。 2023.1 最新英語版 https://help.altair.com/hwsolvers/os/topics/solvers/os/rotor_dynamics_hollow_cylindrical_rotor_r.htm 2023 日本語版 https://2023.help.altair.com/2023/hwsolvers/ja_jp/os/topics/solvers/os/rotor_dynamics_hollow_cylindrical_rotor_r.htm 現時点では、操作説明が HyperMesh…
始めに HyperMesh では OptiStruct または Nastran のフラッタ解析結果から減衰ー速度グラフや、周波数ー速度グラフなどの線図を描画することができます。OptiStruct の場合は .flt ファイル、Nastran の場合は .f06 ファイルが対象となります。 フラッタ解析のセットアップに関するチュートリアルはこちらです。本記事では、こちらの Step 6 のポスト処理の部分を参考に動画を作成しています。…
始めに 私は、アルテアの技術者ですので、新しい HyperMesh もこれまでの HyperMesh もどちらも日々使っております。そのような毎日の中で、これまでの HyperMesh を使う際に、「あれ?これ、こうできないんだったっけ?」と感じる部分があります。それはつまり、新しい HyperMesh の触り心地の良い部分であるといえます。 本記事では、そういった新しい HyperMesh の触り心地の良さについて、私自身が感じていることを紹介します。文章にすると、次のように、内容が全く伝わりませんので、動画で説明します。 * エンティティ選択がやりやすい * 対象を選んでから行動に移れるのがやりやすい *…
Altair HyperGraphを用いると簡単にオクターブバンド処理が行えます。 HyperGraphで横軸周波数、縦軸振幅のグラフをプロットします。 たとえば、data.csvをプロットすると、下記のグラフが表示されます。 画面右のPlot Browserでカーブの右クリックメニューのAdd Stackmath Operationを選択します。 開いたウィンドウにて、octaveを選択し、Parametersを選択してOKをクリックします。 オクターブバンド処理したグラフが表示されます。 使用ソフト Altair HyperGraph
この記事では、Altair Driver使用時に解析途中でMOTIONを無効化する方法を紹介します。 通常のシミュレーションでは、<Deactivate/>コマンドを挿入して、解析途中でMOTIONやJOINTを無効化することができますが、Altair Driverのシミュレーションでは内部でユーザーサブルーチンで定義されているため、<Deactivate/>コマンドの挿入ができません。 代わりに硬いばねで剛性支持を行い、剛性を時間の関数とすることで、計算初期からある時刻まではジョイントをロックし、ある時刻でジョイントのロックを解除することができます。 Translational Joint / Revolute Joint /…
はじめに HyperMesh の節点を動かすモーフィングは、手軽に使える反面、下図の左側のように、モデルの一部だけ伸縮してしまったりと、使い方に悩む時があります。そのようなときは、ドメインという機能を使うと、ドメインの中でメッシュをいい感じに慣らしてくれるので、全体的にきれいにモーフィングできます。 (クリックで拡大) デモ動画をご覧ください。 デモ動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード KB0124495_ドメインを使ったなめらかなモーフィング.mp4 デモに使っているモデルのダウンロード model01.hm 参考情報 ドメインとも相性のよい、ジオメトリへのフィッティングによる万能なモーフィング手法…
はじめに HyperMesh のモーフィングには様々な手法がありますが、中でも、ラインやサーフェスに、メッシュ形状をフィッティングさせる手法は非常に万能です。 形の性質を変える(丸から角へなど)、長さを変える、角度を変えるといった、モーフィングにはさまざまな目的がありますが、どのような場合でも、変化が起きた後のラインやサーフェスを別途用意すれば、全く同じ手筈で利用できるため、覚えなくてはならないことが少なく、私ももっぱらこちらの手法を利用しています。 この手法は、HyperMesh 2023 メッシュエキスパート編 トレーニングビデオの 4節でも取り上げられている手法です。…
始めに HyperMesh では、FEM を FEM としても扱えるし、ジオメトリとしても扱える FEジオメトリという機能があります。フェースを分割したり、長いエッジを節点共有かける場合など、ジオメトリとして扱う方が容易である場面で、活躍する機能です。 HyperMesh 2023.1 での操作デモをご覧ください。 デモ動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード KB0124489_FEジオメトリのデモ_v2023.1.mp4 また、少し UI が 2023.1 とは異なりますが、2022 でより詳しい説明、デモを行っている記事があるので、こちらもご参照ください。…
始めに HyperMesh には中立面を作る機能として Midsurface という中立面のサーフェスジオメトリを作る機能と、Midmesh という中立面にシェルメッシュを貼る機能があります。 もともと HyperMesh には Midsurface がありましたが、ジオメトリの曲線、曲面にはどうしてもねじれなどの不正の発生が起きる場合があり、引いては、大きな面の抜けがおきるなどの可能性があるのですが、単純な 4角形や 3角形のメッシュであればそのような不正は起こりえず、出来上がる中立面も、まんべんなく良いものができるということで、後から開発されたものになります。 HyperMesh…
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