シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
このセッションでは、Altair PSIMとAltair Fluxのシームレスな連携を活かし、インバータレベルおよびシステムレベルでの効率マップ作成プロセスを、エンドツーエンドでご紹介します。さらに、すべての動作ポイントを確実に網羅するための戦略やヒントも解説します。 PSIMは、パワーエレクトロニクス分野においてその高速性と堅牢性で知られており、複数のe-Drive動作ポイントを定常状態までシミュレーションする際に非常に有効です。しかし、私たちはそれだけでは終わりません。さらに強力なツールも活用可能です。 設計空間探索と最適化ツールであるAltair…
Altair Inspire 2025.1にてモーション機能がInspire Motion DesignerとInspire Motion Analystに生まれ変わりました。 これまでのモーション機能はInspire Motion Designerに移行され、Inspire Motion Analystでは、マルチボディプリAltair MotionViewの標準機能がほぼすべて使用できるようになりました。これにより、マルチボディダイナミクスの概念設計から詳細設計までInspire内で完結して機械製品の最適設計が行えます。 詳細は下記動画および資料をご参照ください。 使用ソフト:…
現在、Altair Learning(定期トレーニング専用ポータル)のシステム移行に伴い、日本開催の定期トレーニングが正しく表示されない不具合が発生しております。 ご不便をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。 現在、予定している定期トレーニング情報を以下にご案内させていただきます。 なお、有効な保守契約(年間ライセンス契約、または長期ライセンスの保守サポート契約〈TSSM〉)を締結いただいているお客様は、これらのトレーニングに無償でご参加いただけます。 ご参加を希望される場合は、以下の情報をご記載のうえ、下記のメールアドレスまでご連絡ください。 送付先: jp-support@altair.com 必要情報: ・参加者名…
始めに どうやらいくつかの CPU で、Windows10/11 を使って Radioss を "-np" 付きで流した場合、複数のプロセスが、一つ(もしくは少数の)コアに集中して、計算が異常に遅くなることがあるようです。 本稿執筆時の私の認識では、Radioss のバグではありません。Radioss は複数のプロセスの MPI 計算を Interl MPI に委託するだけ(どのコアを使うとかは Radioss の指示ではない) で、Interl MPI がどのコアを使いたいか Windows10/11 に申し入れるのですが、どうも Windows10/11 がこの申し出を無視しているように見えております。 タスクマネージャを見てみましょう…
始めに Radioss ではユーザーサブルーチンを Fortran で書くことができます。 私自身、Windows 11 でのビルド環境の構築に一苦労したため、こちらに注意点を記載します。 なお、ビルド環境は、弊社が提供するものではなく、MicroSoft と Intel が提供しているソフトウェアを使うため、時々構築方法が変化する時もあると思います。ですので、この方法は 2025/07/10 時点での方法です。変化があれば、書き換えようと思います。 対象環境、必要ソフトウェアの注意事項 OS: Windows 10/11 ただし当方の検証環境は 11 です Radioss 2025.1 執筆時点で Intel が配布している Intel…
エンジニアリング用途向けのAIは、私のノートPCで動きますか?それともクラウドアクセスが必要ですか? AIを活用したエンジニアリングソリューションはノートPC上でも動作可能ですが、流体解析(CFD)などの負荷の大きいタスクには、クラウド上のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を使う方が効率的です。 とはいえ、Altairの physicsAI、romAI、HyperWorks プラットフォーム、RapidMiner プラットフォームは、いずれもノートPCから利用できます。必要に応じてクラウドコンピューティングへ簡単に接続できるワークフローも備わっています。…
はじめに Radioss 2024 から 2025.1 で、フォーマットが変わっているカードがあり、HyperMesh で作業するときに注意が必要な部分があるので、ここでお知らせします。 見つけるごとに更新したいと考えています。 /PROP/SOLID (/PROP/TYPE14) 2025: 2024: SOL2SPH に関する行が、オプション行から必須行に変更になっています。SOL2SPH を利用しなくても、空行を 1行入れるようになります。 SOL2SPH 参考記事 HyperMesh 2025 では、ここのチェックを入れないと、最終行が出力されないので、入れるようにします。もちろんテキストエディタで 1行入れても良いです。…
このセッションでは、Altair romAI を使用して PSIM パワーコンバーターのサロゲート AI モデルを構築する方法をご紹介します。これらの AI 低次元化モデル(ROM)は、システムのダイナミクスを高精度に捉えつつ、システムシミュレーションをはるかに高速に実行することを可能にします。バッテリー充電アプリケーションにおけるパワーコンバーターのシミュレーションは、しばしば計算コストが高く、バッテリー充電システムの解析に必要な長期間のシミュレーションは、非常に時間のかかるプロセスです。Altair romAI は、リアルタイムよりも高速な結果を生成できるため、設計の評価と改善に集中することができます。…
始めに 解析のテクニックとして、ソリッド形状の物体の表面にのみシェルを貼って、剛体として、接触に使う、ということは良く行われます。 このときに、ソリッドの表面ぎりぎりで接触するようにと、極端に小さな板厚の設定を行うと問題が起きます。 このことを例題を通して、見ていきましょう。 何が問題となるのか 問題となるのは、接触剛性、つまり Radioss が接触しているところに差し込むばねのばね定数です。 なんとなく、剛体にしているのだから、無限の剛性で跳ね返してくれる、ような気がしますが、実際に跳ね返すのはばねなので、ばね定数は非常に重要です。 接触剛性の決め方ですが、私は /INTER/TYPExxx カードのなかで Istf=4 または…
始めに 本稿執筆時点で Radioss 2025 が出ていますが、この時点では UTF-8 BOM 付のファイルエンコーディングに Radioss は対応していません。 Radioss を使う上で、ちゃちゃっとテキストエディタでオプションを変更したり、またはテキストエディタで作成するしかないカードなどを書いたりと、何かとテキストエディタを使います。 このときファイルフォーマットを、なんらかの拍子に UTF-8 BOM付としてしまうと、エラーが出るのですが、エラーが出る場所を見ても、一見何もおかしくないので、原因が見つけにくい問題の一つです。 もし、どう見ても文法的に合ってるのに、エラーが出る場合は、エンコードを確認してみてください。…
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