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始めに モニター体積 /MONVOL シリーズでは、体積を作る要素はシェル要素に限定されています。 https://2024.help.altair.com/2024/hwsolvers/ja_jp/rad/topics/solvers/rad/monvol_gas_starter_r.htm しかし当然ですが、ソリッド要素で作るモデルでも、空気などを閉じ込めた空間を模擬したいときはあります。実は、それに関するヒントは、ここの文です。 つまり、ソリッド要素の表面に、何の特性もない見た目だけのシェル要素 (ボイド要素) を貼りつけておけば、ソリッドモデルでも /MONVOL を使うことができます。 例題 ダウンロード:…
始めに DOE や最適化する際、とりあえず多めに設計変数を用意しておいて、実際に実行するときに、変数を絞りたくなることは、よくあると思います。 本例題は、この、実行する際に、設計変数から外しておく、という例題です。 例題 HyperStudy アーカイブファイルのダウンロード: https://us.v-cdn.net/6038102/uploads/30URPFO7OF5G/study-1.hstx セットアップ 変数が a, b, c と 3個あり、 a+b+c を応答とする、非常に簡潔なモデルです。 設計変数から外す方法 こちらは、一番思いつきやすい、素直な方法です。 ただし、結果一覧に、a が出てきません。 入力変数リンクを使う方法…
始めに 2次テトラ要素に対して、このような計算をすると(画力がないので、三角形で書いていますが、テトラだと考えてください)、 このような拘束反力が生じると思いがちですが、実際には全く違う反力となります。 本例題は、実際にどのような反力分布が生じるのかを観察する例題です。残念ながら私は、力の分布を決める式などを知らないため、理論値との比較はなく、あくまで観察にとどまります。理論値計算できる方は、ぜひコメント欄に書き込むなどしてください。 拘束反力を観る例題 例題モデルのダウンロード: https://us.v-cdn.net/6038102/uploads/FKFBZ18N1Z9O/model01-reaction-force-bcs.7z…
はじめに 本記事ではガスケット要素特性 PGASK と、ガスケット要素材料 MGASK を使った、最小の例題モデルを提示します。両カードとも、パラメータがたくさんありますが、最小の入力で設定します。 なお、ガスケットモデルは、非常に薄い空間に、ガスケットを模擬する非常に薄いソリッド要素を埋め込んで潰すという技術です。普通のソリッドでは薄すぎて、そしてつぶれすぎてエラーになるような問題にも対処するための技術です。 つまり、ガスケットに使われているゴムなどの材料を的確に表現する、という意味ではないことに注意してください。十分な厚みの取れる物や、ガスケット自体の変形を解くのが目的、という場合は、普通にソリッド要素と超弾性材料 MATHE…
はじめに 通常、シェル要素の板厚は /PROP/SHELL などプロパティに指定しますが、要素にも指定することができます。 実際に定義済みの例題モデルを一つ提示します。 例題モデル ダウンロード: https://us.v-cdn.net/6038102/uploads/9T6QJF7QIJUV/model01.7z 2このシェル要素の片方に要素指定、もう片方は、要素指定なし、つまりプロパティ指定値となるモデルです。なお、境界条件は何も付けていませんので、このモデルを実行して、なにも変形等はしません。 ルールとしては、シェル要素 /SHELL (四角形), /SH3N (三角形) の Thick に記入すればよいです。この Thick…
Overview: You can export .bdf and .fem files from Hypermesh in tcl. It exports the assemblies contained in one assembly as separate input files. Step 1. Import input file containing assembly structure Step 2. Load the script Step 3. Write the name of the assembly as seen in the browser in the script GUI. (This should be…
始めに このようにゴムの中に、水を封入してある物体を 剛壁に 4000mm/sec で衝突させます。ゴムは構造物、水は流体となるので、流体構造連成解析となります。 なお、本記事では水のモデル化の部分のみに着目して説明をします。そのほかの項目については、参考情報の節のリンク先をご確認ください。 モデル ダウンロード: https://us.v-cdn.net/6038102/uploads/9MQIKM5NQ5HY/model01.7z まずメッシュですが、水とゴムは節点共有でメッシュはつながっています。節点共有する方法が、もっとも簡単な流体構造連成方法です。 水の /PART/2 に指定している材料は /MAT/LAW51…
OverView /FUNCT_PYTHON has been added to Radioss 2025. A function can be defined by Python, https://help.altair.com/hwsolvers/rad/topics/solvers/rad/funct_python_starter_r.htm Time, nodal displacement, velocity, elemental stress, etc,,, can be used to define a curve. Those curves are availeble for boundary and load…
始めに OptiStruct の寸法最適化 (要素プロパティや、材料の値を変化させる最適化) は、通常、設計変数 = 書き換えたいプロパティ値、として使います。しかしタイトルに挙げたカードを使うことで、書き換えたいプロパティ値 = 設計変数で演算した結果値、という風にすることができます。本記事では、その例題を一つしめします。 例題 入力モデルダウンロード https://us.v-cdn.net/6038102/uploads/D328PQ359QJ9/model01.fem このような矩形断面の梁要素を考えます。片持ち梁の問題です。 面積 A、断面二次モーメント1 I1, 断面二次モーメント2 I2 はそれぞれ A=bh I1=b…
始めに 非線形静解析は、NLOUT カードによる出力設定をしていないと、最終結果だけ出力します。すると、このような回転の動きを計算したときに、 このような意味不明のアニメーションを見ることになります。 HyperView は各節点が最終的に反対方向に位置している、という結果しか知らないからです。 ですので、時に、途中のアニメーションを出力することで、HyperView に経路を教えることが必要になります。 また、アニメーションの出力を要求していても、OptiStruct…
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