Radioss: ヘキサ要素の厚さを、ソリッドシェル要素として出力する例題
altair_fukuoka
Altair Employee
始めに
普通であればヘキサ要素の厚さは出力できませんが、ソリッドシェル要素 (/PROP/TYPE20) とすれば、出力できます。
ヘキサ要素作成時の注意点
こちらのこの図の s の向きが厚みになります。
基本的に本テクニックを使うのは、板状の物体が対象だと思います。HyperMesh でメッシュを切るときに、面にシェルを張って、厚み方向に押し出すように作ると良いです。
HyperMesh で材料方向を確認する場合、Z ではなく Y として表示されることに注意してください。他のソルバーなどでの一般的な X, Y, Z ではなくて Radioss の r, s, t の順番と色に合わせてあるようです。
出力
出力は
/H3D/SOLID/THICK
です。→ リンク
"/ANIM" はサポートされていません。
例題 1要素モデル
最初のアニメーションの例題モデルはこちらです:
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