【マクロ】CADに登録してあるタグ情報をモデル化に利用する

M. Inoue
M. Inoue New Altair Community Member
edited November 2020 in 質問と回答 (Q&A)

CADで、サーフェスやラインなどに登録したタグの情報(たとえば各面の板厚情報を文字として入力したもの)は、メタデータとして内部で保持しています。

 

タグの情報のみでは、HyperMeshにはコンポーネント(部品)として分かれて取り込まれません。

 

ただし、このような内部のメタ情報については、'hm_metadata'などのコマンドから情報を取得することが可能です。

 

以下はメタデータとして登録してある、面ごとの文字情報を利用して部品分けする一つの例です。

{surfs 16 FULL_IDENTIFIER string Rail-Parts_T6mm}などの情報を基にコンポーネントを分ける例です。

 

*createmarkpanel surf 1 'Select surfaces';

foreach META [hm_metadata findbymark surfs 1] {

    set NAME [lindex $META 4];

    set ID [lindex $META 1];

    if {[hm_entityinfo exist comps $NAME -byname] == '0'} {

        *createentity comps name=$NAME;

    }

    *createmark surfaces 1 $ID;

    *movemark surfaces 1 $NAME;

}

Answers

  • Imoto
    Imoto
    Altair Employee
    edited February 2019

    今回の例のように、メタデータを基にコンポーネントを分けたいとか、メタデータを基にコネクターを作成したいなど、メタデータから何かアクションを起こす場合は、「Metadata To CAE」機能が便利です。

     

    プルダウンメニューGeometry⇒Metadata To CAEを選び、Create:や、From:、Metadata:の項目から、アクションやどのメタデータを基にするかを指定して、Applyボタンを押して下さい。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>MetaDataToCAE.jpg