引張試験シミュレーション

fujita
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Altair Employee
edited November 2020 in 質問と回答 (Q&A)

SimSolidは材料非線形と大変形を考慮して解析できます。

一つの例として引張試験を紹介します。

こちらはOptiStruct非線形解析トレーニングの演習2、「テストピースでの弾塑性解析」のモデルになります。

 

↓OptiStructモデル

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↓SimSolidモデル

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・材料特性

ヤング率:210000 MPa, ポアソン比:0.33、密度:7.85E-9 ton/mm^3

↓応力-ひずみ関係 ※OptiStructは真応力-真ひずみ(青)に対して、SimSolidは公称応力-公称ひずみ(オレンジ)になります。

image.png.4252ce276d8543b3f45f5217c00183b8.png

 

・複数の強制変位を設定

SimSolidは非線形解析において、途中の結果を出力しないため、以下のように複数の荷重ケースで強制変位量を変化させて設定します。


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荷重は、以下のReaction/contact forceから確認できます。

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・荷重-変位曲線

得られた荷重-変位曲線は以下になります。OptiStructとの差は2~3%です。

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