SimLab - 1 Click Particle Creation(粒子作成メニュー)
粒子作成のアイコン「Click Particle Creation」を紹介します。一遍に粒子モデルが作成可能になりました。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
一般的なギヤボックスモデルを例に示します。ギヤは2つの異なる回転数(Gear1、Gear2)を持つとし、気液二相モデルとします。粒子モデルは以下のように分類されます。
- 液相粒子
- 気相粒子
- 回転運動する固相粒子(Gear1、Gear2)
- フォークなどの静的な固相粒子
- ハウジングの静的な固相粒子
Moving solidsには、ギヤのボディ(Gear1、Gear2)を設定します。ここで選択されたボディは、それぞれ独立した粒子のボディを作成します。異なる回転数を設定するため分類します。選択されなかったボディ(フォークなどの静的な固体)は、自動的にContainerという名前のボディに格納されます。
Cotainerでは、ハウジングの接液面から外側に押し出した粒子を指定層分作成します。ここで作成される粒子もContainerという名前のボディに格納されます。
Solidsでは、固相粒子が表面から内部に対して作成する層数になります。
流体領域は、Free node inside fluidにて、ギヤボックス内の流体空間の点を定義します。流体空間用のモデルは不要です。Fluid Level Using Planeにて気液の界面を定義した後、Fluid1、Fluid2から液相、気相を設定します。
その他、Particle spacingは粒子径、Modelはサーフェスメッシュが格納されたモデル名、User defined model nameは粒子モデルが格納されるモデル名を設定します。
以上より、Container、Gear1、Gear2、Fluid1、Fluid2の5つに分類された相(phase)が作成されます。
SimLabバージョン:2019.2