MVD機能についてお聞きします。
お世話になっております。アイシン 田中と申します。
昨日、弊社、解析技術部向けに、MVD機能の説明会開催頂きありがとうございます。
説明会内で時間がなく質問が出来なかったので、質問をさせて下さい。
・形状比較機能ですが、バックグラウンド処理(でなくてもかまいませんが)した場合、どのくらいの時間でチェック完了してレポートが出力されるのでしょうか。
何部品を何コア使って何時間のような形で知りたいです。セダンのアッパーボディを8コア使って5時間かかるとか。
・レポート内にあるカラーバー、赤と緑の閾値は、設定ウィンドウで決められますが(初期値30%)緑とグレーの閾値は変更する事ができるのでしょうか。
・形状差の整合率がパーセンテージで出ますが、1%の違いはどれくらいでしょうか。(目安)例えば、ボルト穴が移動しているとか、スポット除けの切り欠き位置が変更されているとかの場合は、どのくらいのポイント差になるのか。
点の下2つの質問は、この手の形状比較機能は、ユーザーが良い塩梅で必要な形状差を取り出せてチェックできる所にかかっていると思っていますので
質問の所が分からないと、グレーの90~99%の差分もすべて目視確認が必要になり、結局使えない機能だなと判断してしまうのを避ける為にお聞きしています。
Answers
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アイシン
田中様いつもお世話になっております。
打ち合わせありがとうございます。
>>>何部品を何コア使って何時間のような形で知りたいです。セダンのアッパーボディを8コア使って5時間かかるとか。
ソリッドCADかサーフェイスCADによって時間がかわります。
CAD-CAD (830/830 JT files)の場合、Default/Comparisonは4コアで7時間、
Quick Comparisonを使用した場合、4時間がかかる見込みです。
Quick Comparisonを使用してチェックのみの場合、2時間がかかる見込みです。
コア数を増やせばさらに時間短縮が可能です。>>>レポート内にあるカラーバー、赤と緑の閾値は、設定ウィンドウで決められますが(初期値30%)緑とグレーの閾値は変更する事ができるのでしょうか。
はい以下のParameterで変更可能です。
MVD・Configuaration・Report・Visualization・color・comparison(matched, unmatched)>>>・形状差の整合率がパーセンテージで出ますが、1%の違いはどれくらいでしょうか。(目安)例えば、ボルト穴が移動しているとか、スポット除けの切り欠き位置が変更されているとかの場合は、どのくらいのポイント差になるのか。
Tolerance、部品長さや面積によって不一致のMatch%が決まります。
計算式:不一致要素の面積 / 全体要素の面積>>>質問の所が分からないと、グレーの90~99%の差分もすべて目視確認が必要になり
1㎜ Toleranceで実行し90%の場合、10%要素が面から1ミリ離れていると判断、
またレポートのError列で要素数と何ミリ離れているかを表示されます。不明な点等ございましたら教えてください。
よろしくお願いいたします。
デビッド0