SimSolid Q&A - 日本語版(1)

Michiko Nejikane
Michiko Nejikane New Altair Community Member

ユーザー様より多く寄せられるご質問についてご紹介します。

*PDF版はこちらからご覧いただけます。



価格・ライセンスについて


Q.   SimSolidの価格やHyperWorksライセンスのユニット数を教えてください。

弊社営業本部(sales@altairjp.co.jp / 03-6225-5814)までお問い合わせください。

技術的なご質問は技術サポート(support@altairjp.co.jp / 03-6225-5830)まで。


GUI・動作環境・計算時間について

Q.   日本語版はありますか?

GUIは英語のみになりますが、日本語化したトレーニングテキストがあります。


Q.   ウェビナー(2018124日開催)で紹介されたモデルの計算時間はどのような環境での結果でしょうか?

A.    計算時間は推奨スペック (Intel I7, 4-cores, 16 GB RAM) 程度の環境です。


Q.   計算時間が長くなるのはどのような場合ですか?

A.    アセンブリのパート数が多く、形状が複雑な場合は計算時間が長くなります。


Q.   並列計算をしているのでしょうか?パフォーマンスはどれぐらいでしょうか。

A.    PCのコア数に応じて最適に並列計算します。

 

ソフトウェアの機能について

Q.   CADが干渉していた場合の挙動はどうなるのでしょうか。

A.    干渉している場合は、最初に干渉箇所をレポートします。干渉していても、接合箇所を認識します。


Q.   CADデータが干渉していた場合、計算がどのような形状でなされたか確認できますか?

A.    CADの干渉はレポートされます。結果表示で計算された形状を確認できます。


Q.   ナットがなくてもボルト自動認識は可能ですか?

A.    はい。ボルトの頭が六角形であれば自動認識されます。


Q.   ボルトナットについて、形状データがない場合に、3Dモデルではなく剛体などで設定することは可能ですか?

A.    はい。Virtual connectorという機能で設定可能です。


Q.   材料非線形や接触を考慮したモデルについて情報はありますか?

A.    材料非線形、接触にも対応しており、さらに機能を拡張中です。


Q.   動解析:時系列データ(加速度や振幅)を入力として1E-6サンプリング程度での実施は可能でしょうか?

A.    モード法による過渡応答解析が可能です。JAPANユーザーフォーラムダイナミクストレーニングガイドをご参照ください。


Q.   R部の表現により応力は異なりますか?例えばRなしなどではどうなりますか?

A.    R部の表現により応力は異なります。Rなしでも応力計算は可能です。


Q.   接触として認識させたくない場合はどのように修正するのですか?

A.    個別に接触を解除することができます。


Q.   デモモデルで接触等を全て確認するとしたら何分ぐらいかかりそうでしょうか?

A.    ウェビナーで紹介したデモモデルでは、接合箇所が212箇所ありますが、1か所を1秒で確認すれば3分程度です。すべてを一度に表示することも可能です。


Q.   弾塑性解析はプレスのような大きな変形にも対応していますか?また、超弾性材料はありますか?

A.    現在のところ、プレスのような解析はできません。超弾性材料もありません。


Q.   圧入や焼バメのような金型の接触を含む解析への使用が可能か考えております。

  • モデルの干渉を変位量として使用可能でしょうか?また、干渉部分を削り、その接触部に対して焼バメ代として数値を入力して計算することは可能でしょうか?
  • 現在他のFEMソフトで面圧を算出している場合、何らかの形で面圧をマッピングして使用することは可能でしょうか?

A.    現在のところ、モデルの干渉を変位量として荷重設定できません。単一の面に単一の値で圧力荷重を設定できますが、面圧のような設定はできません。


Q.   局所的な応力値を確認することはできますか?従来、節点の応力値を確認していたイメージです。

A.    はい。形状表面の任意の点をピックして、応力、変位などの数値を確認できます。ピックする点は節点や積分点ではありません。


Q.   HyperViewで結果処理できますか?

A.    現在のところできません。

 

計算手法について

Q.   メッシュレス(FEAモデル作成なし)とは、どのように変形を解いているのですか?独自の形状関数で通常の有限要素法と同じように計算することについて具体的に教えてください。

A.    SimSolidは従来のFEAを一般化し拡張した手法を使っています。メッシュ生成は行わず、それぞれのパートはひとつ、または複数の大きな領域として表現されます。JAPANユーザーフォーラムの 素早く使用開始するためのトレーニングガイドおよび FAQ 英語版 をご参照ください。


Q.   形状係数により計算していると聞きましたが、細かな形状(R違いなど)の計算も問題なく解けるのでしょうか?

A.    問題なく解くことができます。


Q.   精度について検証した情報はありますか?

A.           検証結果はVelificationマニュアル掲載います。


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