ギアの応力解析
実稼動状態でのギアの応力解析は、ギアの疲労寿命を評価する上で重要です。
ただし、すべてFEMで計算していては膨大な計算時間がかかってしまいます。
しかし、Multi-Disciplinary Toolsと機構解析MotionSolveおよび構造解析OptiStructを用いれば、より軽負荷でギアの応力評価が可能となります。
ここでは、MotionSolve解析事例・サンプルモデルのうち、Differential Gearのモデルを用いて、本手法を紹介します。下記よりダウンロードいただけます。
https://community.altair.com/csm?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0015865
本手法では下記のMulti-Disciplinary Toolsが必要となりますので、事前に準備をお願いします(HW2019以降ではプリインストールされてますので、準備不要です)。
https://community.altair.com/community?id=community_question&sys_id=cc664cf61b2bd0908017dc61ec4bcb98
使用製品:Altair MotionSolve/MotionView, Altair OptiStruct
よくあるエンジニアからの質問はこちら
Answers
-
続きです。
MotionSolveで求めた接触荷重をOptiStructのFEモデルにマッピングし、応力解析を行います。
直接法の線形過渡応答とモード法の線形過渡応答が提供されますが、線形解析ですので、直接法で十分なパフォーマンスが得られると思います。
0 -
Inspireを用いたギアの接触解析例をアップロードしました。
接触力を求めるだけでしたら、Inspireで簡単にモデルのセットアップ、解析が可能です。
ギアの応力まで求めた場合は、Inspireのモデルをエクスポートして、ここで紹介した手法に繋げることができます。
https://community.altair.com/community?id=community_question&sys_id=48664cf61b2bd0908017dc61ec4bcb950 -
MotionSolve解析事例・サンプルモデルは、KnowledgeBaseに移動しました。
本スレッドで紹介しましたディファレンシャルギアモデルは下記よりダウンロード可能です。
https://community.altair.com/community?id=kb_article_view&sys_kb_id=03398b541b4210908017dc61ec4bcbe0
ダウンロードにはAltairOneへのサインインが必要です。
0