mrfファイルからh3dファイルを作成する(mspost)
MotionSolveの計算中はmrfファイルのみ出力し、計算が終わったのち、mspostというプロセスが実行され、アニメーション用のh3dファイルや、プロット用のabfファイルを作成します。
計算途中で、アニメーションを見たい場合は、手動でmspostを実行すれば、h3dファイルを作成して、アニメーションを確認できます。また、h3dなどの出力を忘れた場合やファイルを消してしまった場合に、mspostのみ実行すれば、計算しなおす必要はありません。
ということで、mspostの使い方を紹介します。mspostの実行にはいくつかパスを通す必要がありますので、パスを通したバッチファイルを用意しました。ダウンロードはこちら。
set INSTALL_ROOT=C:\Program Files\Altair\2022.3
set NUSOL_DLL_DIR=%INSTALL_ROOT%\hwsolvers\motionsolve\bin\win64
set PATH=%INSTALL_ROOT%\hwsolvers\motionsolve\bin\win64;%PATH%
cmd /k ver
添付ファイルの1行目の
set INSTALL_ROOT=C:\Program Files\Altair\2022.3
をみなさまのHWインストールディレクトリに書き換えて保存したのち、このバッチファイルを実行してください。
開いたDOSコマンドプロンプト上にて
mspost aaa.xml aaa.mrf bbb.h3d
でaaa.xmlとaaa.mrfからbbb.h3d、bbb.abfを作成します。
また、linear計算のh3dを作成したい場合は、
mspost aaa.xml aaa_linz.mrf bbb.h3d
としてください。
使用製品:Altair MotionSolve/MotionView
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