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始めに 前回の記事で、モード合成法の周波数応答解析をすると Residual Vector が足されている、という気付きを行いました。 今回の記事では、一歩踏み込んで、なぜ、Residual Vector が荷重条件から連想される形をしていたのか、ということを理解していきましょう。 前回の記事を前提としているところがあるので、是非前回の記事から読んでいただければと思います。 どのようなモードが追加されていたのかを知る例題 演習モデル: まず Residual Vector…
はじめに OptiStruct でモード合成法で周波数応答解析を行うと residual vector という技術が気づかないうちに使用されています。日本語だと余剰剛性、余剰ベクトル、残差ベクトルなど様々な呼ばれ方がありますが、OptiStruct の英語の原文で residual vector と表記しているので、本記事では、そのまま英文字で residual vector と記述することにします。 いったいこの residual vector とは何なのかを、できるだけ分かりやすく、できるだけ数式を使わずに、簡単な例題を通して理解していこうと思います。 Residual vector の存在に気付くための例題 例題モデル:…
Overview: When we use PBEAML, it is simple to output stress in pre-defined positions on the section, As shown above, stress recovery points of C,D,E,F are pre-defined. However, when we use PBEAM, we have to decide the stress point by YZ coordinate on the section, We can define up to 4 points, C, D, E and F. When we do not…
Preface Engineering students designing rovers for competition face challenges in designing lightweight, efficient, and effective vehicles, whether part of NASA’s Lunabotics, the University Rover Challenge, the International Rover Design Challenge, or another challenge. One of the most significant problems student often…
始めに つい先日、Radioss を用いて /RBE3 (OptiStruct では RBE3) に、強制変位などを与えても動きませんよ、という例題を投稿しました。 舌の根も乾かぬうちに、OptiStruct の RBE3 は強制変位で動きます、という話をします。 (力 FORCE ではなく、強制変位 SPC です。RBE2 ではなくて RBE3 です。動きます) Radioss の記事が間違いなわけではなく、本来これは動いてはいけないのです。動いてはいけませんが、この使い方をしてはいけないわけでもありません。…
始めに Radioss には /RBE3 という、見た感じは剛体なのに、結合している節点が自由に動くことができる、拘束条件があります。 2節点間の相対移動量を示しています。拘束されてるなら 0 のはずですが、変化することができています。 真ん中の節点に力を入れると、つながっている節点を拘束せずに、いい感じに力を割り振るので、(荷重)伝達要素などと呼ばれることもあり、荷重点に良く使われています。 ただし、なぜ、拘束条件なのに、つながっている節点が自由に動けるのか、ここを理解していないと、思わぬ落とし穴にはまりますので、本例題をそれを説明する例題です。 ちなみに RBE3…
始めに 複合材料用のいくつかの材料、 ソリッド向け: LAW12, LAW14, LAW25(Iform=0) シェル向け: LAW15, LAW25(Iform=0) は、Tsai-Wu 基準則を用いて、降伏の判定を行っています。 この判定値を確認すれば、降伏判定ができるので、本記事では、ソリッド用に LAW12、シェル用に LAW25(Iform=0) を用いて、Tsai-Wu 判定値を見てみます。 Tsai-Wu 判定値の決まり方 LAW12 を例にとって説明します。 このように、ごちゃっとした式が書いてあって、分かりにくいかもしれませんが、 こちらの緑枠に指定した線形での最大応力に、どれかの成分が到達すると、おおよそ 1.0…
概要 Radioss 2025 から /FUNCT_PYTHON という Python で定義できるカーブが追加されました。 時刻や節点の変位や速度、要素の応力など、さまざまな状態量を用いてカーブを設定できます。 作ったカーブは境界条件、荷重条件に適用できます。 Python を書ける(自分で調べられる), PID も分かる (自分で調べられる) 方を前提としています。これら自体については、本記事ではがっつりと割愛しています。 お題 このような 2本のばね要素を、特定の距離に保つように、力 /CLOAD を PID…
始めに 世の中のほとんどの構造ソルバーには 10節点の 2次テトラと、4節点の 1次テトラがあります。2次テトラは、精度は高いけど、計算コストも高いですし、1次テトラは、計算コストは低いですが、非常に変形が固くなってしまう (特に曲げ、せん断で) ということが知られています。 実は Radioss には、この普通の 2次テトラと 1次テトラの、間に位置するような 2次テトラ (Itetra10=2) と 1次テトラ (Itetra4=3) が用意されています。 本例題では、この2個のオプションを使った、簡単な梁の曲げ問題モデルを提示します。 お題 このような圧力を使った片持ち梁のお題です。 断面のせん断を考慮しない梁理論では、Y…
Overview: With this tool, you can easily adapt the orientation of Quads or Hexas. Usually the goal is to get an aligned element systems, which means a regular orientation of the node order. Usage/Installation Instructions: The script header contains variables that can be changed by the user upfront. Use File -> Load -> Tcl…
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