現在,EDEM と Motion View を連携させて数値シミュレーションを行っています.
内容は,EDEM で粒子を容器内に充填し,Motion View で作成した物体をその上に落下させるといったものです.
EDEM 側の接触モデルには Hysteretic Spring モデルを使用し,粒子材料にはシリコンゴムを想定しています.
文献に記載されている材料物性値(ヤング率,密度,摩擦係数など)を調べ,それらをそのまま EDEM の粒子パラメータとして入力して解析を行っているのですが,粒子を複数個容器に入れた状態で Motion View との連成解析を行うと,初期高度よりも高く跳ね返るなど,不自然な挙動が発生します.
このような挙動が生じる原因として,文献値はあくまでマクロな材料特性であり,DEM に入力すべきパラメータは粒子間の局所接触を表すミクロパラメータであるため,そのままでは一致しないのではないかと考えています.しかし,確信が持てていません.
そこで,連成解析時にこのような過大な跳ね返りが生じる主な原因として,どのような点が考えられるのかご教示いただきたいです.
また,粒子パラメータをどのように設定すれば良いか,DEM 解析における一般的な指針やキャリブレーションの方針があれば併せて伺えますと大変助かります.
よろしくお願いいたします.