シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
始めに テトラ2次要素の、節点位置での応力の H3D 出力要求には * /H3D/NODA/GPS * /H3D/SOLID/TENS/STRESS/CORNER_DATA の 2個があります。本記事ではこれらの違いや、メリット・デメリットについて説明します。 違い まず、どのような要素でも応力計算自体は、積分点と言われる点で行われます。これは節点の位置にはありません。しかしそれだと何かと不便なので、Radioss などのソルバーが節点の位置での応力を推測して出力し、ユーザー側で、その値を見ることができるようになっています。 /H3D/NODA/GPS の場合、Radioss が要素ごとの節点位置での応力を推測した後、通常…
近年、複雑な接触などを含む準静解析的問題を、収束しない心配が無い陽解法のRadiossで解くお客様が増えています。 その時のコツについては、弊社福岡により既にまとめられており、滑らかに動かすための/FUNCT_SMOOTH と減衰の/ADYRELが鍵だと思います。 * Radioss で準静解析を行う技術を紹介します。 本来これ以上申し上げることはございません。以下の文は蛇足となります。 /KERELのロマン…
この記事は、SimLabを利用したアキシャルフラックスマシンのモデル作成と磁界解析について記載された下記の記事KB0121731を翻訳したものです。 研究対象機器 この事例では、1つの内部ロータと2つの外部ステータを持つ軸流機械のモデリングと解析を行います。モータの形状およびメッシュの記述は、AFMモデリングツールを使用して以下のように定義します。 基本的な磁界解析 モータのすべての物理条件の定義は、提案された[MT3D Workflow]ツールバーで実現できます。 コイル領域は下図のようになっており、[Circuit Designer]で定義した回路と結合しています。…
AcuSolveでは、ユーティリティプログラムであるAcuProjを利用することで、既存の解析結果データから、別の解析モデルへマッピング処理を行い、初期値ファイルを作成することが可能です。 AcuProjを用いることで、下記に示すようHyperWorks CFDの標準機能では対応できない様々な解析を行うことが可能になります ・定常計算の速度などを初期値として、非定常計算を行う ・前回の結果を引き続いて、境界条件などを変更して計算を継続する このKnowledge Basesでは、定常解析の結果を初期値にして非定常解析を行う実施する手順を説明いたします なお、本説明資料は、HyperWorks…
本Knowledge Basesでは、Extrusionツールを用いて2Dメッシュの作成手順を説明いたします HyperWorks CFD 2022.2での操作手順につきましては、添付資料をご参照ください(ACUFAQ-036-2Dメッシュ.pdf) 本ツールとEdgeに対してレイヤーメッシュも作成する機能Edge Layerツールと組合わせることで、境界層メッシュ付きの押出しメッシュを作成することが可能です また、EdgeツールやZonesツールと組合わせることで、メッシュ分布(粗密)を制御することが可能です また、Extrusionツールの概要につきましては、下記Knowledge Basesをご参照ください。 KB0123848
HyperWorks CFD 2021.2から2次元メッシュの作成に有効なExtrusionツールが追加されました 本Knowledge Basesでは、Extrusionツールの概要をまとめましたので、添付資料をご参照ください(ACUFAQ-035-押出しメッシュツール概要.pdf) 本ツールとEdgeに対してレイヤーメッシュも作成する機能Edge Layerツールと組合わせることで、境界層メッシュ付きの押出しメッシュを作成することが可能です また、EdgeツールやZonesツールと組合わせることで、メッシュ分布(粗密)を制御することも可能です ExtrusionツールのHyperWorks…
このモジュールでは、接触(Contact)について学びます。詳しくは以下のビデオをご覧ください。 また、ビデオの下にあるモデルファイルをダウンロードして、デモンストレーションをトレースできます。 動画で使用したファイルのダウンロードはこちらです。 該当ヘルプ日本語1:Contacts (altair.com) 該当ヘルプ日本語2:Force: Contact (altair.com) 該当ヘルプ英語1:Contacts (altair.com) 該当ヘルプ英語2:Force: Contact (altair.com) 1. 接触力(Contact Force)…
はじめに パートのそれぞれの節点の速度ではなくて、全体的な、平均的な速度の履歴をグラフ化する方法です。 Radioss で使うカード /TH/PART を利用します。出力要求は DEF です。 https://help.altair.com/hwsolvers/rad/topics/solvers/rad/th_part_starter_r.htm よく見ると速度 V の出力が無いため、出力された T01 ファイル自体には、速度情報は入っていません。 しかし運動量 ( XMON, YMON, ZMON ) と 質量 MASS が出ていて、速度 = 運動量/質量、ですので、HyperGraph で T01 を読み込んだ際に、自動的に速度…
Altair ElectroFloは、CFDベースの熱解析ソフトウェアです。 電子機器の冷却など、EDAの難しい温度管理問題をシミュレーションできます。 CFDが初めての方にも使いやすいソフトウェアで、熱伝達、自然対流 / 強制対流、熱放射、共役熱伝達を伴う複雑な伝熱問題を解くことができます。 ElectroFloは、Simlab環境下で利用することができます。 ElectroFloを利用する際に、よく聞かれる内容をまとめた資料を作成しましたので、ElectroFloをお使いの際は添付資料(ElectroFlo_FAQ_v2022_3.pdf)を一読ください。…
AcuSolveは、Altair CFDにおいて最も汎用的な熱流体解析(CFD)ツールです。 有限要素(FEM)ベースのCFDソルバーであり、メッシュ依存性がほとんどなく、要素がいびつでも解析可能で、メッシュ品質を意識せずメッシュ作成が行えるといった特長があります。 バージョン2022~2023における主な新機能を紹介いたします。 ・FLOW:Gas Kinetics Model ・MULTIPHASE:混相流機能強化(AcuTraceサポート) ・ELECTRIC:電気伝熱機能(ジュール発熱、バッテリーモデリング) ・OPTIMIZTION:最適化機能強化(トポロジー、モーフィング)…
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