シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
SimSolidの解析では、ジオメトリインポート設定、結合設定、ソリューション設定が非常に大事になってきます。 これらの設定をうまく設定することで、SimSolidを用いて従来の有限要素と同精度の解析が行えます。 今回は結合設定について詳細に解説していきたいと思います。 (画像はクリックすると拡大します。) その他の設定はこちら ジオメトリインポート設定→SimSolidのジオメトリインポート設定について ソリューション設定→SimSolidのソリューション設定について 最初に SimSolidで結合を付与する際、溶接を実際に適用する場所は、結合を定義する前にシーム溶接コネクターを作成します。 理由は3つあります。 *…
2022年度Project PLATEAUユースケース開発「ローカル5G電波シミュレーションを活かした基地局配置計画」で作成したデータがPLATEAU VIEWに掲載されました。 弊社では、国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクトPLATEAUを活用した下記のプロジェクトに参加しました。 ローカル5G電波シミュレーションを活かした基地局配置計画 | Use Case | PLATEAU [プラトー] (mlit.go.jp) その成果の一つである、電波伝搬シミュレーションとアンテナの最適配置検討結果がPLATEAU VIEWに掲載されましたので、ご紹介いたします。 PLATEAU…
Inspireでは定義された接触条件を変更する際は、一括変更する場合を除き、 ひとつずつGUI上で選択するか、接触テーブルから変更する必要があります。 ですが、PythonAPI を使用することで一括変更ができます。 ドキュメントは以下のようにしてアクセスできます。 *Pythonウィンドウは左上のビュー>Pythonウィンドウ、もしくはF4キーから開くことができます。 v2023以降 v2023以降では、接触アルゴリズムがOptiStructとSimSolidと同じになったため、ソルバーを指定する必要があります。 例:滑り接触のみを接触無視に変更する場合 OptiStruct from hwx import inspire model =…
本記事はFBD の活用方法: 荷重の分担、流れを確認するをもとに執筆しています。 HyperMesh - OptiStructをご利用になる場合はこちらをご覧ください。 始めに FBD, free body diagram, 自由体図と言うものがありますが、要は、釣り合い状態にある物体の、見たいところだけを切り出して、釣り合いに必要な力を図で示したり、確認したりするものです。 もっと簡単に言えば、学校の理科で習う、力のつり合い、作用反作用を図で描くことです。 SimSolidでは計算時パート間の反力を計算するため、高速かつ簡単にFBDを求めることができます。…
SimSolid v2022.3より「整列」接触条件が追加されました。 こちらは結合付与面や円筒面を整列、つまりピッタリ合わせるような荷重を付与することができます。 * 結合の接触条件を整列に変更 * 円筒面に整列境界条件を付与 また接触応答から反力等を確認することができます。 この機能を使うことで以下のようなことができます。 * はめあい解析(align1.ssp) * 面や円筒面を合わせる際に必要な荷重を確認する(align2.ssp) また、構造連続解析で使用することも可能です。剛性マトリックスを引き継ぐことで、モーダル初期応力や線形座屈解析、荷重の除荷等が行えます。 本記事で使用したモデルを添付いたします。ぜひご活用ください…
SimSolidの解析では、ジオメトリインポート設定、結合設定、ソリューション設定が非常に大事になってきます。 これらの設定をうまく設定することで、SimSolidを用いて従来の有限要素と同精度の解析が行えます。 今回はソリューション設定について詳細に解析していきたいと思います。 (画像はクリックすると拡大します。) その他の設定はこちら ジオメトリインポート設定→SimSolidのジオメトリインポート設定について 結合設定→SimSolidの結合設定について 目標 以下三つの目標があります。 v2022.3.1まで * 剛性アダプティブ * 応力アダプティブ * カスタム ではこれは何かというとヘルプにもありますが、ざっくりと…
SimSolidの解析では、ジオメトリインポート設定、結合設定、ソリューション設定が非常に大事になってきます。 これらの設定をうまく設定することで、SimSolidを用いて従来の有限要素と同精度の解析が行えます。 今回はジオメトリインポート設定について詳細に解説していきたいと思います。 (画像はクリックすると拡大します。) その他の設定はこちら 結合設定→SimSolidの結合設定について ソリューション設定→SimSolidのソリューション設定について ジオメトリインポートに関して SimSolidは現状、ソリッドジオメトリのみの取り扱いとなっています。…
Inspireのフェイス(サーフェース)を分割する方法をご紹介いたします。 1.フェイス上にインプリントを作成 フェイスに分割したい形状をスケッチで作成後、右クリックで「フェイス上にインプリントを作成」を選択します。 2.投影&分割 投影&分割機能から、分割したい形状を対象のサーフェースに投影して分割します。 Inspire2023より投影&分割機能が強化されました。 以下のようにサーフェイスを分割することができます。 サーフェースのエッジ間の固着は節点共有のため、メッシュを任意形状で分割可能です。
InspireのOptiStruct(有限要素法)ソルバーを用いる際、重要な設定のひとつとしてメッシュがあげられます。 Inspireではメッシュ設定の自由度は高くないですが、よりよい解析が実行できるようにこれらの設定方法をお伝えします。 メッシャーと作成される要素について InspireのメッシャーはソリッドはSimLab、シェルはHyperMeshが担当しています。 したがって、高品質なメッシュを自動で生成することが可能です。 また、ソリッドに関してはテトラのみ、シェルはquadもしくはtriaの混在となります。 メッシュサイズの設定方法 パート全体の設定を行うにはプロパティエディターから設定を行います。…
Inspireでは質量最小化計算において応力制約を定義することができます。 こちらはVonMises 応力の降伏応力に対する安全率となります。 この応力制約がどのように動作するか説明します。 Inspireのトポロジー最適化では以下の3方法で応力制約を設定することが出来ます: * Global(デフォルト) デフォルトでは、応力制約がすべてのパート(設計領域と非設計領域)に適用され、応力集中や、荷重と拘束条件付近の部分の応力が無視されます。 このため、応力計算の精度は高いといえませんが、最適化の収束性は良いです。 なお、アセンブリ中に異なる材料がある場合は、最大応力制約値は一番弱い材料の降伏応力値で計算されます。 例えば、降伏応力が…
There's a wealth of content waiting for you to explore! Need support or have a question? Login or join our community.