シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
はじめに HyperMesh のモーフィングには様々な手法がありますが、中でも、ラインやサーフェスに、メッシュ形状をフィッティングさせる手法は非常に万能です。 形の性質を変える(丸から角へなど)、長さを変える、角度を変えるといった、モーフィングにはさまざまな目的がありますが、どのような場合でも、変化が起きた後のラインやサーフェスを別途用意すれば、全く同じ手筈で利用できるため、覚えなくてはならないことが少なく、私ももっぱらこちらの手法を利用しています。 この手法は、HyperMesh 2023 メッシュエキスパート編 トレーニングビデオの 4節でも取り上げられている手法です。…
始めに HyperMesh では、FEM を FEM としても扱えるし、ジオメトリとしても扱える FEジオメトリという機能があります。フェースを分割したり、長いエッジを節点共有かける場合など、ジオメトリとして扱う方が容易である場面で、活躍する機能です。 HyperMesh 2023.1 での操作デモをご覧ください。 デモ動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード KB0124489_FEジオメトリのデモ_v2023.1.mp4 また、少し UI が 2023.1 とは異なりますが、2022 でより詳しい説明、デモを行っている記事があるので、こちらもご参照ください。…
始めに HyperMesh には中立面を作る機能として Midsurface という中立面のサーフェスジオメトリを作る機能と、Midmesh という中立面にシェルメッシュを貼る機能があります。 もともと HyperMesh には Midsurface がありましたが、ジオメトリの曲線、曲面にはどうしてもねじれなどの不正の発生が起きる場合があり、引いては、大きな面の抜けがおきるなどの可能性があるのですが、単純な 4角形や 3角形のメッシュであればそのような不正は起こりえず、出来上がる中立面も、まんべんなく良いものができるということで、後から開発されたものになります。 HyperMesh…
1. はじめに 熱荷重を受けてたわむ樹脂板について、重力、材料の温度依存性、クリープを考慮してシミュレーションするサンプルモデル(右側のinput.fem)になります。 2. 要素 MATVPはソリッド要素対応になります。 以下のように4mmヘキサ要素で板厚方向3層としてメッシュ作成しています。 要素タイプ ヘキサ メッシュサイズ 4 mm 節点数 14484 要素数 10500 3. 境界条件、解析条件 CNTNLSUB YESにより以下の計算を連続して実行します。 ・Subcase1 加熱 20度→85度 10分 ・Subcase2 85度キープ 90分 VISCOによりクリープ発動 ・Subcase3 85度→20度冷却 30分 4.…
本記事では、Inspireで作成した機構モデルをMotionViewで使用する場合の注意点を説明します。 下記記事で作成したモデルを例に説明します。 箱詰めしたボトルの輸送時のダメージを評価したい - Inspire Motion - Altair Products - Altair Community 1. Inspireで作成した機構モデルをMotionViewでそのまま使用する InspireのMotionメニューのMotion Run Settingを開きます。 Export -> MotionViewでUnit Settingで出力する単位系を指定した後(MMKS推奨)、Export .MDL…
始めに 変形図やコンター図など、結果を立体的に、色で分かりやすく見るのは HyperView が便利ですし、グラフを描くなら HyperGraph が便利ですが、ただただ結果の数値を拾いたいというのであれば、以外にも HyperMesh の Result Query が便利です。 例えばサブケースが2 こある結果で、両サブケースの全節点の変位値と全要素のミーゼス応力を取りたいとします。HyperView だと、 1, サブケース 1 の変形コンターを描く 2, クエリ―パネルで値を拾う 3, サブケース 2 の変形コンターを描く 4, クエリ―パネルで値を拾う 5, サブケース 1 の応力コンターを描く 6, クエリ―パネルで値を拾う 7,…
はじめに いま、このようにソリッド CAD の中に、ビーム要素 (CBEAM という文字で表示) を作ってあります。この記事では、 次のように、ソリッド CAD に一致する断面を作って、ビーム要素に割り当てる、つまりビーム要素の見た目の形状をソリッド CAD に一致させる機能を動画で紹介します。 動画 動画ファイルのダウンロード: KB0121673_ソリッドCADやソリッドメッシュの形に合わせたビーム要素断面の自動作成.mp4 動画に使用したモデルファイル: model01.hm アルテアジャパン公式製品リンク https://www.altairjp.co.jp/hyperworks/ お問い合わせ先…
はじめに HyperMesh は下図のように、ビーム要素の断面の端を、シェル要素の仮想表面にぴったり合わせたモデルを作ることが、簡単に行えます。詳しくは動画で説明します。 動画による説明 動画ファイルのダウンロード: KB0121714_シェル要素に沿うビーム要素の作り方.mp4 制限事項 自動で面併せをできるのは、standard section で作成できる断面 (矩形, T字, H字 などの寸法記入による断面) です。solid section などの任意形状断面では、自動面併せはできません(同機能内で、目視しながら、手動で回転調整、位置調整はできます) アルテアジャパン公式製品リンク…
始めに HyperMesh では、次のようにビーム要素の仮想形状から、ソリッドジオメトリを作ることができます。詳しくは動画で説明します。 動画による説明 動画ファイルのダウンロード: KB0121716_ビーム要素からソリッド形状を作る方法inHyperMesh.mp4 動画で利用したモデルのダウンロード: demo1.hm 制限事項 対応しているのはスタンダードセクション (動画の Hや、T、矩形など、既定の断面パターンに寸法定義をするタイプ) に限定です。任意な形状の断面を作れるソリッドセクションは未対応です(断面を作るときに参照した形状があると思うので、それを参照してください)。 アルテアジャパン公式製品リンク…
始めに HyperMesh には FiberSim で作成された積層情報を読み込んで、シェルメッシュにマッピングする機能があります。これを利用すると、面倒で仕方がない積層シェルモデル作成が一発で完了します。詳しくは動画で説明します。 動画による説明 動画ファイルのダウンロード: KB0121747_FiberSimの積層情報から一発で積層シェルモデル化する方法.mp4 チュートリアル この動画は、次のチュートリアルモデルを用いて行っています。チュートリアルは Ansys ソルバー向けとなっていますが、OptiStruct をはじめとする多くのソルバーで同じ作業ができます。…
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