シミュレーション関連の技術リソースとディスカッションのためのスペース。
概要 直接的な機能はないため、Matrix Browser で要素ごとの法線ベクトルを取得して、別途なんらかの表計算ソフトなどで、平均的な向きを計算します。詳しくは動画で説明します。 動画 動画ファイルのダウンロード: KB0124034_マトリクスブラウザでシェル法線方向の平均方向を取得する方法.mp4
始めに 本記事では、積層材の FPF 解析を、実形状の OptiStruct モデルで行う方法の HyperMesh 2023 版を示します。2023 より前のバージョンでは実行できません。 FPF をそのまま訳すと、最初に起きる層の破断、ということになりますが、実際には、線形解析の範囲で、それぞれの材料ごとに決めた許容値の範囲を、飛び出していないかどうか確認する、という解析になります。良い日本語を付けられると良いのですが、残念ながら思い浮かばないので、本記事では FPF と略語で記載します。 なお v2022.3…
始めに HyperMesh のポスト処理では、はり要素の断面に応力コンタを描画することができます。本記事はその紹介です。 簡単な矩形断面に描画してみる 次のような簡単な条件を定義します。 断面は、1x1 の矩形断面です。はり要素を 3D 表示するとこうなります。 HyperMesh には、このように寸法を入力するだけで作成できる断面パターンがたくさん用意されています。 実際に軸応力を描くと、このようになります。 これは簡単に検算可能なので、検算します。矩形の幅b, 高さ h, モーメントを M とすると、最上部、または最下部の応力σ は σ = M/(b h^2/6) が公式です。今回 b=1, h=1, M=1 のため、σ =6…
始めに 通常の FEM で使われるセットは、要素セットなら要素のみ、節点セットなら節点のみの集合となり、要素と節点をまとめた集合とか、作業中の CAD のサーフェスも含めた集合などは作れませんが、List Browser であれば、そういった多種のエンティティをひっくるめた集合(本ツールではリストと呼びます)を作ることができます。 特徴 まず、要素、節点だけでなく、座標系、境界条件などさまざまな FEM のエンティティが対象です。さらに、ラインやサーフェスなどの CAD エンティティも対象です。 つぎに、リスト部分のみに FEM モデルの出力が可能です。 最後に、Patran で使われているセッションファイル .ses…
いきなりグラフを描く Plots だと座標系を指定できません。座標系を指定したいときは、 Contour と Measure の組み合わせで行います。 詳しい操作は動画をご覧ください。 動画ファイルのダウンロード: KB0120578_HVで全体座標系で要素応力を描画してそのままグラフ化する方法.mp4 アルテアジャパン公式製品サイト https://www.altairjp.co.jp/hyperview/ https://www.altairjp.co.jp/hypergraph/ アルテアジャパンのエンジニアによる投稿記事一覧 https://web.altair.com/ja/technical-listing
始めに Radioss の入門トレーニングでは、ある最終目的のカードを作る際に、そのカードに必要な他のカードを全部作ってから、最後に最終目的のカードをまとめ上げるという方法をとっています。 https://learn.altair.com/course/view.php?id=279 何を言っているのかと言うと、例えば強制変位 /IMPDISP と言うカードを作るとき、 https://2022.help.altair.com/2022.2/hwsolvers/rad/topics/solvers/rad/impdisp_starter_r.htm 次のように、変位―時刻の関係を表す関数 /FUNCT と、対象の節点集合を示す /GRNOD…
本記事では、HyperStudyのDOEデータからAI Studioでディープラーニングによる予測モデルを作成し最適化する方法を紹介します。 HyperStudy単体でも各種予測モデルは作成可能ですが、ディープラーニングのモデルを作成することはできません。 AI StudioはAltairのデータ分析プラットフォームで、ディープラーニングを含む様々なアルゴリズムで予測モデル作成し、最適化を行うことも可能です。ノーコード、ローコードツールで準備されたブロックを接続するだけで、どなたでも簡単にデータ分析が可能です。また、KSK様ご提供の実務直結型トレーニング 「Learning サブスクリプション」により、DX人材の育成も支援しています。…
始めに HyperMesh や HyperView では ID によるエンティティ選択ができますが、ID リストはエクセルからコピペして使うことができます。 実際に行っているところは動画でご確認ください。 動画 動画ファイル .mp4 のダウンロード KB0124464_IDによるエンティティ選択をエクセルを使って簡単に行う方法.mp4
本記事では、ver. 2023.1で実装された新機能であるromAIの繰り返しトレーニング(Repetition)機能を紹介します。 romAIのトレーニングでは、データの分割とハイパーパラメータの初期値に乱数を使用しますので、同じ設定(レイヤー数、ニューロン数、活性化関数)でもトレーニングの度に結果は変わります。 Repetitionを使用すると、自動で指定した回数のトレーニングを行いますので、その中から最も精度の良かったモデルを採用することが可能です。 本記事で使用したモデルは下記よりダウンロード可能です。 create_curve.scm 問題設定 第4回: 非線形回帰(インパクト関数)と同じモデルを使用します。…
Altair Inspireのパラメトリックモデリング、HyperStudyのDOE、MotionSolveとEDEMの連成シミュレーションおよびromAIによる低次元化モデルを用いた最適化により掘削性能を向上させるバケット形状を導出します。 結果、本手法により20%性能向上を実現するバケット形状を算出することができました。 Altair Inspireによるパラメトリックモデリング Altair Inspireのスケッチ機能とパラメータ機能を用いることで、パラメトリックのバケット形状を作成できます。 例えば、下記の論文の図5を参考にパラメトリックのバケットモデルを作成しました。 Haoran Sun, Zhigui Ren, Jiahao…
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