/RWALL

ブロックフォーマットのキーワード無限平面、無限円筒、球形、および平行四辺形の剛壁を定義します。

フォーマット

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(7)	(9)
/RWALL/`type`/`rwall_ID`/`unit_ID`
`rwall_title`
`node_ID`	`Slide`	`grnd_ID`₁	`grnd_ID`₂
`D`_search		`fric`		$ϕ$ $ϕ$	`ffac`	`ifq`

node_ID = 0の場合

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
`X`_M		`Y`_M		`Z`_M

node_ID ≠ 0の場合

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
`Mass`		`VX`₀		`VY`₀		`VZ`₀

typeがPlane、Cyl、Paralの場合

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
`X`_M1		`Y`_M1		`Z`_M1

typeがParalの場合

(1)	(2)	(3)	(4)	(5)	(6)	(7)	(8)	(9)	(10)
`X`_M2		`Y`_M2		`Z`_M2

定義

フィールド	内容	SI単位の例
`type`	剛壁タイプのキーワード（下の表をご参照ください）
`rwall_ID`	剛壁の識別子（整数、最大10桁）
`unit_ID`	単位識別子（整数、最大10桁）
`rwall_title`	剛壁のタイトル（文字、最大100文字）
`node_ID`	節点識別子（移動剛壁）（整数）
`Slide`	スライディングフラグ。 = 0 スライディング = 1 タイド = 2 摩擦を伴うスライディング（整数）
`grnd_ID`₁	剛壁に追加するセカンダリ節点を定義する節点グループ（整数）
`grnd_ID`₂	剛壁から削除するセカンダリ節点を定義する節点グループ（整数）
`D`_search	セカンダリ検索の距離（実数）	$[m]$ $[m]$
`fric`	摩擦（実数）
$ϕ$ $ϕ$	球の直径（実数）	$[m]$ $[m]$
`ffac`	フィルタリング係数デフォルト値は`ifq`フラグに依存します（実数）
`ifq`	フィルタリングフラグ 5 = 0（デフォルト）フィルターを使用しません。 = 1 $f f a c = α$ $f f a c = α$ 単純なフィルター値は0～1です。 = 2 `ffac` =N、フィルターを適用する時間ステップ。 = 3 `ffac`=freqフィルターを適用するカットオフ周波数デフォルト = 0（整数）
`X`_M	MのX座標（実数）
`Y`_M	MのY座標（実数）
`Z`_M	MのZ座標（実数）
`Mass`	剛壁の質量 8 質量が入力されていない場合、剛壁は一定の強制速度を有するようになります。（実数）	$[kg]$ $[kg]$
`VX`₀	X方向の初速度（実数）	$[\frac{m}{s}]$ $[\frac{m}{s}]$
`VY`₀	Y方向の初速度（実数）	$[\frac{m}{s}]$ $[\frac{m}{s}]$
`VZ`₀	Z方向の初速度（実数）	$[\frac{m}{s}]$ $[\frac{m}{s}]$
`X`_M1	M1のX座標（実数）
`Y`_M1	M1のY座標（実数）
`Z`_M1	M1のZ座標（実数）
`X`_M2	M2のX座標（実数）
`Y`_M2	M2のY座標（実数）
`Z`_M2	M2のZ座標（実数）

剛壁タイプ

タイプ: 内容
PLANE: $\bar{\infty}$ $\bar{\infty}$ 平面
CYL: $\bar{\infty}$ $\bar{\infty}$ 右記の直径の円柱； $ϕ$ $ϕ$
SPHER: 右記の直径の球； $ϕ$ $ϕ$
PARAL: 平行四辺形

サーフェス入力タイプ

タイプ: 内容
PLANE: MM1は法線方向を定義します。
CYL: MM1は円柱の軸を定義します。
SPHER: Mは球の中心です。
PARAL: $M M 1$ $M M 1$ と $M M 2$ $M M 2$ は平行四辺形を定義

剛壁を定義するために最初に入力するのは、ポイントMの座標です。移動剛壁の場合は、node_IDを入力します。
次に入力するのはポイントM1の座標で、ポイントM2も入力できます（移動壁の場合、M1およびM2のモーションはnode_IDと同じになります）。
剛壁のセカンダリ節点は、節点のグループや初期段階で剛壁からD_searchほど下にある節点として定義できます。
摩擦フィルタリングオプションは、摩擦を伴ってスライドする剛壁に対してのみ使用できます（Slide=2）。
フィルタリングフラグifg
ifq ≠ 0の場合、接触部内の各セカンダリ節点における接線摩擦力は、次の単純なルールを使用してフィルタリングされます：
(1)
$F_{T f} = α F_{T} (t) + (1 - α) F_{T f} (t - d t)$ $F_{T f} = α F_{T} (t) + (1 - α) F_{T f} (t - d t)$

ここで、

$F_{T f}$ $F_{T f}$

フィルタリングされた接線力。

$F_{T} (t)$ $F_{T} (t)$

フィルター前の時間tにおける計算された接線力。

$F_{T f} (t - d t)$ $F_{T f} (t - d t)$

前の時間ステップでフィルタリングされた接線力

$t$ $t$

現在のシミュレーション時間

$d t$ $d t$

現在のシミュレーション時間ステップ

$α$ $α$

フィルタリング係数

フラグifqは、フィルタリング手法である係数を定義します。

ifq =1の場合、フィルタリング係数はユーザーが直接入力します： $α = f f a c$ $α = f f a c$
ifq =2の場合、はユーザー定義周波数（タイムステップ数を単位として定義された周波数）の3dBフィルタリングレベルに対応します：(2)
$α = \frac{2 π}{N}$ $α = \frac{2 π}{N}$

ここで、 $\frac{1}{f r e q} = T = N d t$ $\frac{1}{f r e q} = T = N d t$ 、 $N = f f a c$ $N = f f a c$

ifq =3の場合、はユーザー定義周波数の3dBフィルタリングレベルに対応します：(3)
$α = 2 π d t \cdot f r e q$ $α = 2 π d t \cdot f r e q$

ここで、

$d t$ $d t$

時間ステップ

$f r e q$ $f r e q$

ffac
球（SPHER）と平行四辺形（PARAL）は無限ではありません。平行四辺形では、以下を使用して法線を定義します：(4)
$M M 1 \times M M 2$ $M M 1 \times M M 2$

と球の直径は、 $ϕ$ $ϕ$ を使用して定義します。
剛壁セカンダリ節点の節点板厚は考慮されません。
MASS=0または空白の移動剛壁の場合、剛壁は一定の強制速度を有し、初期速度はありません。

/RWALL

フォーマット

定義

剛壁タイプ

サーフェス入力タイプ

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