Laminate の積層設定 Layup を csv ファイルから読み込む方法


始めに

以下のように、ラミネート(積層)の設定を csv ファイルで読み込む機能があります。本記事では、csv ファイルの作り方について説明します。

 

.cvs ファイルのフォーマット

拡張子が .csv になっていますが、これは実は MultiScale Designer が作る ModelName_Lami.dat と同じものです。フォーマットはヘルプにも記載があります。

プリプレグ等を積層する積層材 (General Laminate) と射出成型用の設定 (Injection Molding) で書式が変わります。

(クリックで拡大)

 

簡単な始め方

先ほどの文法を読むだけではなかなか分かりにくいので、一回 MultiScale Designer で作ってみます。

 

その状態で処理を実行 (Run) すると、ドキュメントフォルダ以下に、_Lami.dat ファイルができています。

 

 

見つからない場合は、次のディレクトリ設定を確認してください。

 

 

中身はこのようになっています。

 

実際にやってみる

次のように csv を書き換えました。

 

これを import で読み込むと正しく反映されました。

 

 

アルテア公式製品リンク

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