HyperMesh: フィールドマッピング使用例: 合力を保ったまま、力をマッピングする


 

概要

異なるメッシュ間で、モデル設定のマッピングをするのに便利なフィールドマッピング機能ですが、標準の機能は、物理的な意味など考慮せずに、ただただ数値としてマッピングするため、下図のように、力として見た場合に、合力が全くもって変わってしまう、と言うことが起こります。

 

このようなことを避けて、もとの力の合力を保つために force balancing というオプションが用意されています。

 

なお、この機能が保つのは合力だけであり、合モーメントについては対象外のため、元の力の位置から、マッピング先の力の位置をなるべくずらさないような工夫も必要ですが、それについても、動画内で説明しています。

 

動画による説明

 

動画で使っているモデルで同じ操作を試したい方は、こちらのモデルをダウンロードしてください。

exapmle1.hm

 

動画ファイル mp4 のダウンロード

KB0123829: HyperMesh フィールドマッピング 力を合力を保ちながらマッピング.mp4